EXPANDING HORIZONS

思考を広げる棚 Civilization · Capital · Human Nature

投資を学ぶとは、資本主義を学ぶことであり、
歴史を学ぶことであり、人間を学ぶことでもある。

企業や市場の奥にある、大きな構造を見るための棚。

企業分析は数字と事業を読む。しかしその数字の背景には、制度があり、歴史があり、人間の行動がある。
この棚は、投資の「外側」にあるものではない。投資をより深く理解するための「奥」である。
答えを急がず、少し広い視野で投資を考えるために。

SHELF 01 投資の奥にあるもの

投資という行為を、もう一段大きな視野で捉えるための入口。資本主義とは何か。投資家はどのような歴史の中に立っているのか。

投資を入口に文明を考える
投資という行為が、文明・歴史・資本という大きな流れの中にあることを考える。
資本主義とは何か
資本主義の構造を理解することが、企業・市場・投資判断を深く見る土台になる。
落合陽一と「忘れる読書」の思想
デジタルネイチャー・教養の再定義・AIと人間の協働——長期投資家の思考との接点を探る。
複利の力:なぜ長期投資家は時間を味方にできるのか
利益が利益を生む連鎖。バフェットの「雪だるま」の本質と、複利が効く3つの条件。
バリュー投資の本質:内在価値とは何か
内在価値・ミスター・マーケット・安全マージン——グレアムからバフェットへ、バリュー投資の進化を辿る。
マーケットを読む前に、自分を読む
行動経済学が明かす投資判断の歪み。確証バイアス・損失回避・群衆心理と、マンガーの処方箋。
地政学リスクとは何か
防衛費8.8兆円時代の構造理解。パックス・アメリカーナの変容、台湾海峡リスク、防衛関連株の本質。
安全マージンの哲学:なぜ余白が富を生むのか
グレアムの安全マージン概念。投資・経営・人生設計への応用とマンガーの「余裕を持て」の思想。
チャーリー・マンガーの思考法:メンタルモデル入門
反転・複利・機会費用・インセンティブ・能力の輪。5つの代表的思考モデルを解説。
SHELF 02 お金・信用・制度

お金とは何か。信用はどのように生まれるのか。金利・株式・中央銀行という制度が、資本主義の血液として機能する仕組みを理解する。

お金の歴史とは何か
交換手段から価値の保存へ。お金の進化と信用の誕生。
信用とは何か
社会を動かす見えない力。信用の構造と崩壊を考える。
金利とは何か
時間価値と資本コストの根幹にある概念。
株式とは何か
所有・リスク・リターンの分配。株式という仕組みの本質。
中央銀行とは何か
通貨と金融安定の守護者。その役割と限界。
金利のある世界へ — 脱デフレの構造
30年続いたデフレが終わり、金利のある世界が始まる。賃上げ・インフレ・日銀政策転換が投資環境をどう変えるか。
東証PBR1倍要請の本質
なぜ日本企業はPBR1倍を割るのか。構造的原因と改革の時系列、投資家として何を見るべきか。
円安と日本株 — プラザ合意から現在まで
為替と企業業績の関係を歴史から学ぶ。円安・円高が日本企業と株式市場にどう影響してきたか。
SHELF 03 協力・競争・制度

市場も企業も国家も、人間が協力して作り上げた構造物である。なぜ人類はこれほど大規模な協力ができたのか。歴史の中に企業と資本を位置づける。

協力と競争:なぜ人間は協力し、そして競争するのか
制度・言語・信頼・市場——協力の仕組みと文明の誕生。
国家と市場:見えざる手と見える手
規制・制度・競争政策。市場を成立させる見えない前提。
産業革命:資本主義が加速した転換点
資本と技術が結合した転換点。現代産業の原点を見る。
SHELF 04 思考・判断・長期

企業も市場も、最終的に人間が動かしている。投資家自身の判断も例外ではない。バイアス・意思決定・長期思考——数字の外側にある人間の構造を静かに整理する。

認知バイアス:投資家が陥る思考の罠
人間の認知の偏り。投資判断に忍び込む思考の癖。
意思決定:不確実性の中でどう判断するか
不確実性の中で判断する。投資家の意思決定の構造。
長期思考:なぜ短期的な合理性は長期的に失敗するのか
人間が長期を苦手とする理由と、それを克服する視点。
不確実性:未来は知りえないという前提に立つ
未来は知りえない。その前提に立ったとき、投資の態度が変わる。
ストア哲学と投資:コントロールできるものに集中する
エピクテトス・マルクスアウレリウスの制御の二分法と、長期投資家の精神的支柱。
進化心理学と市場:なぜ人は群れるのか
サバンナの脳が市場で起こすバグ。生存本能と投資行動の関係。
テクノロジーと文明:イノベーションが変える投資の未来
AI・量子コンピュータ・エネルギー革命と、長期投資家のフレームワーク。
投資の失敗から学ぶ
チューリップ・バブルからLTCM崩壊まで。400年にわたる金融危機に共通する3つの構造を読み解く。
SHELF 05 金融史の書庫

メソポタミアの穀物貸付から堂島米市場、リーマン・ショック、AI革命まで。7000年の金融史を構造で理解する。歴史を知ることは、次の危機を見抜く力になる。

金融史の書庫 — 全体マップ
7つの時代を俯瞰する年表マップ。5分で全体像をつかむ。
堂島米市場と先物の原型
シカゴより120年早い、世界初の先物取引市場。
バブル経済とその崩壊
日経38,915円から失われた30年へ。
世界の恐慌と金融危機の歴史
チューリップからリーマンまで。なぜ危機は繰り返されるのか。
リーマン・ショック ── 100年に一度の金融危機
映画『マネー・ショート』と実際の歴史を融合。危機の構造を7章で読み解く。
人類の10大革命 ── 文明を変えた力、経済を変えた力
農業革命からAI革命まで。各革命が投資と経済にどう影響したかを10章で描く。
アジア通貨危機 ── 「奇跡」が崩壊した1997年
タイバーツの暴落から韓国・インドネシアへの連鎖、IMF介入の功罪、日本の金融危機への波及。
ドットコムバブル ── 「ニューエコノミー」という幻想と真実
NASDAQ指数5倍の狂騒から78%の暴落へ。技術革命は本物でもバリュエーションは幻想になりうる。
ニクソン・ショック ── 金とドルの切断が変えた世界
ブレトン・ウッズ体制の崩壊から変動相場制への移行。通貨制度は永遠ではない。
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