損害保険国内首位(東京海上日動)を中核に、フィラデルフィア保険・Delphi Financial・PURE Groupなど欧米の高品質保険会社を買収し、グローバル展開を加速する日本最大の保険グループ。海外保険のコンバインド・レシオは優れた引受規律を示し、ROE10%+を安定的に達成。
バフェット型の「フロート(保険料プール)で投資収益を稼ぐ」ビジネスモデルの日本版。保険料として受け取り、保険金支払いまでの間に運用できる巨大な資金プールが、競合他社が模倣できない構造的優位を生み出している。
大規模自然災害(地震・台風):国内損保の最大リスク。東日本大震災・熊本地震・台風被害のたびに損害率が急上昇する。再保険による分散はあるが、超大規模災害時には純利益を大きく削る可能性がある。
金利変動(運用収益):フロートの運用収益は金利水準に敏感。日本の超低金利長期化は国内運用の収益を圧迫してきたが、金利上昇局面ではポジティブに転化する。
海外買収のPMIリスク:フィラデルフィア保険・PURE Groupなど大型M&Aの統合は順調だが、新たな買収案件のPMI(統合後管理)失敗は収益悪化につながりうる。